昨年11月に環境省から発表されたことは以前、ブログに書きました。
茨城センターの収容犬舎(2018年9月)
全国の統計で、犬猫併せて43000頭ほど、というのが平成29年度の処分数です。
10年前は30万頭ほどの処分数だったことを振り返ると、年々、収容数、処分数が減っていることがわかります。
残念ながら譲渡数は、受け皿がとてつもなく増えることはありませんので、犬は3万頭くらいで横ばい。
猫は昨今の猫ブームも手伝ってか、また乳飲み子、離乳前の子猫などを育てるボランティアさんが増えたこともあり、譲渡数は、年間2万5千頭前後に伸びています。
ちょうどよい画像がありました。
増え続ける犬猫の問題。
どうすれば解決するのでしょうか。
犬猫の殺処分問題の現状を獣医師が解説 〜殺処分ゼロの課題と蛇口を締めるために必要なコト〜
殺処分ゼロへの気運で、1頭でも命を救いたいと奮闘している愛護ボランティアさんは全国にたくさんいます。
でも、譲渡数が犬は3万頭(年間)ほどという横ばいの中、受け皿には限りがあります。
どの蛇口を閉めるべきか?
ペット産業の規制、ペット産業としての企業が社会的責任を果たすような仕組み。
飼い主がいる犬猫、いない猫、不妊手術の重要性を啓発、そして手術を徹底する後押し。
センターや保健所での適正管理、適正譲渡。
どれが怠ってもうまく進みません。
私たちは意外に身近なことを知らない。
いつもやり玉に挙げられるのは、ワーストの汚名ばかり。
関東圏の平成29年度の処分数ですが、環境省のデータからピックアップしてみました。
※独立行政の市については、わかりやすく見せるために割愛しています。
(八王子市、柏市、船橋市、千葉市、越谷市、さいたま市、川越市、前橋市、横浜市、等々・・・)
犬猫の引取状況と殺処分数(平成29年度)
<犬>
<猫>
平成29年度 負傷犬猫の収容(関東圏)(平成29年度)
※センター収容中に亡くなってしまった犬猫や、重症のためやむを得ず安楽死処分となった犬猫も殺処分数に含まれます。
今一度、自分たちが住む地域の足元を見てください。
あそこが悪い、ここが悪いという前に。
自分たちのことを振り返る必要があります。
処分数ばかりに目がいって、譲渡数を誰も褒めたたえない。
茨城県の譲渡数は、関東圏で一番です。
団体丸投げだと言われても、譲渡を推し進めることはかなりのマンパワーが必要です。
私たちはお互いに助け合いながら、補い合いながら、最良を目指しています。
その気持ちを大切にしています。
実はちょっと事情があって(私の個人的なこと)、昨年秋以降、しばらく茨城センターに行けない日が続きました。
今年も厳しい状況が続きますが、けいせつ基金はじめ、真摯に問題解決に取り組んでくださっている方々の後方支援を続けていきたいと思います。
その発信は怠らずに頑張りますね。
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