茨城センター(茨城県動物指導センター)に長期収容されていて、
譲渡不適格として処分通達されていた27頭の犬たちは、
全頭、登録団体からお声がかかったようで、命が繋がりました。
誰も処分したくない、という強い思いで、
多くのボランティアさんが手を挙げてくださったようです。
簡単ではない引取を本当にありがとうございます。
昨年11月17日に茨城センターから引き取ったmix♀たえ 推定1歳
茨城町収容で、人慣れしておらず・・・
このまま、どこからも引取がなければ、8号か9号犬舎に入り、
1年、2年を丸くなりながら過ごすことになったかもしれません。
あれから3ヶ月半、この見違えるような溌溂とした笑顔。
センター引取時から、デッキに出しても壁の花でした。
2ヶ月くらいは、ほぼ変化なし。
2月16日に、満を持してお散歩デビュー。
これはティアハイムスタッフとの信頼関係も出来てきて、
今なら練習開始できるかも、というタイミング。
それから、グングンとお散歩になじんでいきました。
河川敷で遊ぼうポーズ。
たえちゃん、すごいね。
こういった馴化の経験をすると、
受け皿と人の手さえあれば、
人慣れしていないから処分、という選択肢は簡単には受入れられず、
なんとかもっと早い段階での対策が取れないかと考えます。
関連記事
命のカウントダウン ~茨城県動物指導センター 処分再開の通達
処分処分と言い出す前に、
馴化やリハビリが必要な犬たちの収容施設、
リハビリセンターのような施設を30頭くらいの枠で作ってみてはどうでしょうか。
不妊手術を施して、職員2~3名、ボランティアも受入れして、
犬の社会化の前段階からスタートしてみる。
茨城センターの収容数の緩和にもなり、
余裕が生まれます。
もちろん、蛇口対策は最優先でやっていかねばなりません。
茨城県の問題です。
茨城県民の皆さんに収容動物の現状を広く知っていただいて、
それこそ1枚の写真ではなく、動画などでわかりやすく具体的に見せるべきだと思います。
可哀想の一言では終わらない現実があります。
茨城県動物指導センター
収容頭数は逼迫しています。
今回の27頭は命が繋がりました。
でも、次の長期収容の子たちが控えています。
2023年3月2日現在の収容犬
(2月20日までの収容犬 152頭が掲載)
※処分対象だった子もまだ引取が完了していない子は掲載されています。
2月21日以降も、どんどん犬が収容されているので、
とても数が減ったという印象はありません。
これから春になって、仔犬、子猫の収容が増えるでしょうし、
決して明るい未来ではありません。
1頭でもご縁が繋がれば、次の1頭をレスキューすることができます。
どうかご縁がたくさん繋がりますように。
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