6月11日 茨城センターへ。
既に2週間前であり、忘備録になってしまっていますが記載しておきます。
写真の中のＭＩＸ犬の多くは、もうこの世にはいません。
この日も淡々と収容期限を過ごして、期限がきたら処分対象の犬がほとんどでした。
このＭＩＸ♂は、まだ1歳前後で若く人懐こい子だったので残していただくようにお願いしてきました。
このＭＩＸ♀もまだ生後半年くらいの若い犬です。
この子も残していただくようにお願いしてきました。
こちらに寄ってくる子でも、体格が15キロ前後ある大きめの子や、ある程度の年齢がいっている子は、引取検討には難しいのです。
特にオスは、ティアハイムの保護犬バランスがあって、子犬以外の受入は難しい・・。
最終部屋にいた柴♀
酷い皮膚の状態は、アトピーか、アカラスかと思います。
人懐こくて寄ってくるけれど、今、治療が必要な子に手をかけられない。
この子は12日（金）に処分になってしまいました。
赤い首輪をしていたＭＩＸ♀
まだ1歳以下の子でした。
人懐こいし可愛い笑顔を向けてきていました。
残していただくようにお願いしましたが、パルボに感染して、先週の土曜日に亡くなってしまったとのこと。
まだこの11日は入ったばかりの収容期間中で、すぐに出すことも出来ず・・・
パルボに感染して治療をしてくださったそうですが助かりませんでした。
ビーグルＭＩＸ風のオス。
前回、5月20日に茨城センターに行った時、最終部屋にいた子です。
首輪をつけていたので、処分が少し延期になって、そのおかげで助かった子。
一般の方からこの子への問合せがあって、処分をストップしていただきました。
センターで元気にしていました。
最終部屋にいた時よりも表情が明るくなっているように見えます。
本当なら引取が難しいシニア域のオスで体重も15キロくらいありそう・・。
人には性格は良さそうですが、マイペースな印象です。
リードを引く力も結構強い。
こちらの受入体制が整ったらお迎えに行きます。
それから子猫たち。
11日も次から次にどんどんダンボール入りの子猫が運ばれてきていました。
それぞれ県域の保健所や役所に持ち込まれたりして、センターに運ばれてきます。
靴箱ほどの小さな箱に入っていた子。
あまりに箱が小さいので乳飲み子が入っているのかと思いきや、体重700グラムオーバーの生後2ヶ月ほどの子猫1頭でした。
空気穴もないガムテーム留めで、これからの暑さ、熱中症になってしまうのでは？と思えるほどでした。
こちらは黒トラの兄弟。左がオス、右がメス。
生後3ヶ月くらいの大きさで、人懐こい子たちです。
6月3日収容でセンターに残っていた三毛さん、生後3ヶ月くらい。
ちょっと臆病ですが、人馴れしています。
それから、小さな子猫2頭
生後2～3週間くらい、体重200グラムと300グラムの兄弟猫
この子たちは他の猫と一緒に6頭でダンボール詰めされていました。
逃げないように密閉してセンターに届く。
でもこの子たちのダンボールには、まだ空気穴があった・・・。
他にも助けられなかった子猫がたくさん・・・・
どうにもならない、のが正直な現実です。
野良猫のＴＮＲ活動（不妊手術をして地域に戻す）をしている方々から見れば、水道の蛇口を閉めずして、落ちてくる水をザルですくい上げて、わずかなザルについた水滴だけをレスキューしているように見えることと思います、センターからの子猫の引取りは・・・・。
それくらい処分搬送されてくる子猫が多いのです。
しかもセンターに収容される子猫は、生まれてくる子猫全体の一握りです。
多くは自然淘汰というもっともらしい言葉の通り、生まれては死んでいき、または、川や山に捨てられるか、埋められるかして処分されていることも多いのです。
元をたださないと解決しない問題。
でも、たとえ水滴の一粒でも、ここから始まる愛護活動もある。
センターの子たちを迎えてくださる里親様から始まる愛護もある。
決して、通り一遍のことだけが正しいわけではないし、いろんな形やアプローチ、サポートがあって、全体が良くなっていくことが願いです。
ティアハイムも子猫たくさんで、しばらく次の受け入れが出来ませんが、猫に関しての相談事が立て続けにあって、猫の多頭飼育の問題は後を絶ちません。
おとといは朝方4時すぎにＭＩＸ♂りんに起こされ（トイレが我慢できなかったらしい・・・）、昨夜は深夜2時半にぷーすけに起こされ（トイレして動き回りソファーの下にいた）、さて、今夜は寝られるのか？わたし・・・。
風邪も少し良くなって、あとは咳だけです
ではまた明日
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茨城センター引取へ（6/11）
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