命のリレー　タオちゃんティアハイムへ

千葉センター引取のペキニーズMIX♀タオちゃん。
引取から1年７ヶ月、預かりスタッフおちちゃんさんのところでお預かりいただいていましたが、いよいよ介護も厳しい状態になってきて、本日よりティアハイムで暮らすことになりました。

タオちゃんは飼い主持ち込み（飼い主の死去か病気だったと記憶しています）で、13～14歳の申告だったと思いますので、もう今年15～16歳でしょうか。
最初から看取り視野での引取でしたが、時間がたつのはあっという間です。

この1年7ヶ月の間に、タオちゃんの後肢は立たなくなって、寝たままの姿勢でオシッコをしてしまっていました。
食欲はまだあるようですが、時折、膀胱炎を起こしている、腎臓の数値が悪い・・等、ケアや治療が必要になっています。
自分で擦ってしまったのか両目ともに角膜炎を起こしているようで目の状態も悪い。
詳しくは来週以降、ティアハイムに近い協力病院で諸検査をしますが（転院のため）、年齢的なことを考えても満身創痍になってきました。



おちちゃんさん。
フルタイム勤務で先住さんもいる中、長い間、タオちゃんのお預かりありがとうございました。
疲れて仕事から帰ってきてから、タオちゃんを洗ったり、排せつのお掃除やシートやタオルの取替え、いろんなことが大変だったと思います。
ティアハイムはワンコ沢山ですが、介護の子も大事にしてくださるボランティアさんの手があります。
タオちゃんも環境の変化で最初は慣れないと思いますが、工夫して飲み水の位置やベッドの配置も考えていきますね。


今夜はこんな感じでフリーのシニア組、お休みしていますよ
左から、マーガレット、くるり、タオ、右手前ぷーすけ


くるりは、カドラー（犬用ベッド）が大好きなんです。
準備してヨイショと抱っこして入れてあげると、この中で満足して寝ています。



ひろ入院時の写真
 

チワワ♂ひろ
夜22時前に入院中の病院から電話がありました。
ひろの治療がうまく進んでいないと・・・。
肝炎とアジソン病の疑いで入院、アジソン病の疑いは晴れたものの、肝炎の治療のために点滴を流していたら、そのうちに肺水腫を併発。肺の治療と肝炎の治療のバランスを取って摂取水分量の微調整が必要。
心臓の肥大が進んでいて、心臓病が進行している。
肝炎は良くなってきた、肺の水も抜けてきたが、今度は腸炎を起こしている。
腎臓の数値も上がってきている。
おとといの状態はここまで。

そして今日。
やはり心臓がかなり悪いということと、腎臓の数値もさらに上がり、肝臓に腫瘍らしきものが見つかり穴が開いているような状態・・・・
いつどうなってもおかしくない状態だそうです。
心臓の治療をすれば、腎臓病が悪化して、あちらを立てればこちらが立たず、といった状態。
いったんクッシングの投薬を中止してみるとのことです。
治療が進まずに手だてがないのであれば、退院させる予定です。
長い病院生活は可哀想、そして病院で亡くなることも避けたい・・・・。
いつもいつも、どこまで治療をするのか葛藤です。

元気になって退院してくるものと信じていたので、どうにもならない状態だと聞くと、もっと抱っこしてあげたらよかったとか、もっと美味しいオヤツをあげればよかったとか、いろんなことを思います。

ひろ、ひろのおうちはティアハイムだから。
戻っておいで。

アルマファミリーサポート基金、募集中です。
ひろ基金も募集しています。
もう先の短い命だと思いますが、出来ることをして、食べたいものを食べさせて、最後まで寄り添っていきたいと思います。
厳しい状態ですが、ひろへのエールをお願い致します。