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Channel: 紡いだ命 ~アルマ東京ティアハイム~
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7/9 茨城センターへ 犬3頭+子猫3頭の引取り

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 7月9日(木)茨城センターへ。
前回6月11日でしたから、約1ヶ月ぶりです。
茨城センターの子たちのことは、いつもいつも気になります。
引取したくても引取りできない・・・。
ここにはまだ、センター収容の辛い現実があります。

交通事故渋滞に巻き込まれて、センター到着、午後3時半。
時間がないので、収容犬たちはざっと見ただけでした。

下の写真、手前の2頭はオファーが入っているとのこと。
その後ろの高齢のMIX犬は、かなりのおばあさん犬のようです。
少し頭が下がっていて目も悪く、痩せていました。
高齢の子の終末がセンターであるということは若い犬とはまた違って、悲しくなります。


別の犬舎
収容中の犬たち。
湿度が高く温度差があるせいか、みんな元気がないように見えます。


この写真の白のMIX犬♀は、こちらに寄ってきました。
少し大きめ15キロくらいありそうな子です。
そんなに年ではないようです。


下の写真の2頭は、譲渡で残されている子です。
左側の茶色のオスは、前回センターに行った際に気に留めていた子です。
首輪が首に食い込んで化膿していたそうで、外してくださいました。
まだ子犬の頃に首輪をつけて、そのまま放置、放浪・・・・捨てられた果てに。
痛かったね。


飼い主放棄のダックス♂13歳の申告。
飼い主さんが亡くなったそうで親族の方が連れてきたとのこと。
白内障は中程度ですが、とても元気そうです。


人懐こくて良い子なので検討してもらえませんか?と言われています。
体重は少し太っていて6キロ台くらいなので、適正5キロ半ばのサイズです。
この子のこれから残りの犬生を寄り添ってくださる方はないでしょうか・・・。


この犬舎の子たちは処分期限を延長されている子たちです。
問合せが入っていたり、気にしてくださっている方があるとのこと。
お迎えに来ていただけますように・・・。


子犬6頭が収容されてきました。
まだ生後1ヶ月半くらいでしょうか。小さいです。


即、ワクチンを打ってもらっていました。
元気に育って、命が繋がりますように・・・。


まだこの子犬たちのあとに、17頭の子犬が来るそうです。
明日の譲渡(ボランティア団体の引取り)の結果次第で残せる子、残せない子があるそうです。
ティアハイムに余力があれば、子犬3~4頭、引取出来るんだけど・・・と思いながら、明日のこの子たちの命を願わずにいられませんでした。


今日はとても嬉しいお話を茨城センターから聞きました。
茨城センターに登録して2年2ヶ月。
茨城センターでは6月30日から収容犬全頭にワクチン接種をすることになったとのことです。
センターに収容された時点で全頭、5種混合ワクチンを打ちます。
もちろん体調みあいもあるかと思いますし、ワクチンで免疫が出来るまでの1週間~2週間、その効果はどれほどの期待があるのかわかりませんが、パルボ蔓延からの脱却のため、処分ではなく譲渡できるセンターになるためには、やっと悲願が一つ叶ったと思います。

そして猫たちも。
譲渡用に残した猫たちにも、3種混合ワクチンが接種されることになりました。
生後3週齢くらいのまだ小さな子には半分量の捨てワクチンになりますが、それでも、残されて生きられる可能性が少しでも増えました。

茨城センターに行くたびに、千葉センターの前例などお話をしてきて(パルボ蔓延からの脱却、全頭ワクチン接種、個別管理等々)、今年、新しい所長さんが千葉センターまで話を聞きに行ってくださったそうです。
予算のこともあるので、ワクチン接種はいつ叶うのかと思っていましたが、やっと叶いました。
本当にうれしい。
感染症の蔓延を防ぐことが出来れば、譲渡の道も広がります。
私たちボランティアも安心して引取が出来ます。
茨城センターは、まだまだ関わってくださるボランティアさん少ないのが実情ですが(定期的にセンターに来ているのはアルマ含めて3~4団体しかないとのこと)、これを機に助かる命が増えて欲しいと切に願います。
皆様、茨城センターの子たち、応援してください。


今日の引取りはこちら。
●ビーグルMIX♂茶白 推定7~8歳
センターに2ヶ月近くもいたので、ちょっとお疲れ気味です。
首輪とハーネスをつけて少し外を歩かせてみたら、嬉しそうに草の匂いを嗅いでいました。
週明けまで動物病院に預けて、来週からティアハイムスティの予定です。


●Mダックス♀チョコダップル(イザベラカラー?) 推定4才 4キロ
とっても小さなダックスの女の子です。
山の中に捨てられていたそうでセンター収容されました。
人懐こいし良い子です。


●シーズー×マルチMIX♀白灰 推定10才 4~5キロ
この子も小ぶりの子です。可愛いお写真が撮れなかったけど・・・
転居に伴う飼育放棄のようです。
10才まで一緒にいたのなら、あと5~6年、なんとかならなかったのでしょうか。



そして、子猫たち3頭。
センターで3種混合ワクチンを打っていただいています。
●子猫♂茶トラ、♀茶トラ、♂茶白 生後2ヶ月
人懐こい子たちです。
1頭が風邪引きだったので、数日、動物病院預けになりました。
元気になったらティアハイムで里親募集開始します。





今日は行きは事故渋滞でセンターまで3時間近くかかり、帰りも夕方の渋滞で2時間かかり・・・
都合5時間くらい車の運転をしていたので、手足が痛くなって疲れました・・・。
でも、今日の茨城センターの朗報に疲れも吹っ飛びました。
周りで見ている方々からは、こんな簡単なことが出来ないなんて!と思われるかもしれません。
でも、ここ2年あまり、茨城センターに通ってみてきた収容犬猫たちの現実。
ほとんどが処分される現実。
混合ワクチン接種を受けても1週間後には処分される子たちが今でも山ほどいるのです。
それでも残せる命は残したいと誰もが思っています。
管理が大変になりますが、譲渡用の犬猫たちもいますから、どうか茨城センターの新たな取り組みを後押ししてくださるボランティアさんが増えますように・・・。

ティアハイム着 午後7時すぎ、その後すぐに、キャバリア♀マーガレットの病院へ。
9時半近くまでかかって帰宅・・・。
明日は何かあったっけ?と思っていたら、そうだ、東京センター多摩支所からの引取りがあります。
こちらはフアロンママさんに搬送をお願いしています。
今週は火曜~金曜まで、引取ラッシュです。

ではまた明日。
マーガレットやヒロのことは明日に・・・。


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