骨肉腫のパグさんへ救いの手をありがとうございます！　～ふがれす様

8月25日の記事に書いた、電話相談があった骨肉腫のパグさん。
一本の電話から始まる苦悩　～これからの動物福祉はどうなるのか？


この記事を読んで連絡をくださった方がいらっしゃったとのことで、鼻ぺちゃ犬種専門レスキュー団体・ふがれす（ふがふがれすきゅークラブ）代表佐藤様から連絡をいただきました。
いつも、パグさんはじめ、多くの子へ手を差し延べてくださって本当にありがとうございます。
代表の佐藤様とは長いお知り合いで、特定犬種専門レスキューの中では、愛情あふれる素晴らしい活動をされています。
今回、このパグさんのことを引き継ぎさせていただき、動いてくださいました。

良かったね、もう一人で痛い思いをしなくていいよ。


以下、ふがれす様からのご連絡を転載します。

お疲れ様です。本日、○○さま立会いのもと、パグさん引き取りました。
年齢は14歳ではなく、2日3日前にお誕生日だった10歳の可愛い女の子でした。
とても歓迎してくれましたが、腫瘍と思われる部位は手というよりは上腕から肩にかけてかなり内側にできて、自壊してました。
○○さんと、心配して下さったヘルパーさんにみおくられ、先程病院でみていただきました。



レントゲンだけでは骨肉腫とは判断できないが、悪性の物なのは確かで、今のところは右前脚をつかなければとくに痛みは無さそうだし、肺への転移肺みられない。
が、診断から４カ月経っている事から他の組織に転移している事は充分にかんがえられ、やはり、緩和療法が妥当。との事でした。

取り敢えず、自壊した部分が固まってかなり化膿もしているので、病院で2〜3日預かってもらって綺麗にしてもらって傷口が落ち着いたら預かり先に移動する予定です。
彼女に残された時間がどの位あるかわかりませんが、寄り添っていけたら…と思います。
ありがとうございました。




このような状態の子に救いの手を差し延べてくださったことをとても嬉しく思い感謝するとともに、何もできなかった自分を情けなくも思いました。
でも、黙って気に病んでいても、この子を助けることは出来なかったので、有り難くご支援の手に頼らせていただきました。

パグさんに医療費のご支援を・・・と申し出てくださった方もありましたので、どうか、ふがれす様宛にお願い致します。
ふがれす（ふがふがれすきゅークラブ）


いろいろな理由から、適切な治療を受けられない犬猫も沢山いるのだろうと改めて思います。
決して高度医療ではなく、せめて痛みを和らげるための緩和治療、そして寄り添ってくれる家族、愛情、それはきっと必要なはずです。
全てを受け入れることは出来ませんが、よりよい治療法や良心的な病院の紹介、そういったサポートも、私たち経験者がアドバイスできることは沢山あると思います。

パグさん、どうか良い時間を過ごしてね。

このたびは、このパグさんに心を痛めて心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。


台風が心配です。
どうか皆様、お気をつけてお過ごしください。
私はちょうど 引きこもりで授乳することが出来ます