8月25日（木）茨城センター引取りのシーズー♀
高齢の飼い主放棄の犬でした。
センター持込収容8月23日（火曜）
センターにお迎えに行った時は、小さくうずくまり下痢をしていました。
8/25 茨城センターへ ～犬2頭＋子猫14頭の引取り
以前から体調が悪かったのか、環境の変化なのかわかりませんが、ティアハイムに連れ帰ってからも下痢、そして血便と状態は良くならず、8月26日（金）の夕方から入院治療。
9月4日（日）に無事に退院しました。
血液検査結果も年齢のわりには良くて、高齢という以外はしばらくは大丈夫そうです。
口内は歯石が酷くて、口内ケアしてあげたいですが、まだ麻酔のリスクがわかりません。
もうしばらく様子見です。
食欲も戻って一安心です。
名前はミミちゃんにしました。
もしミミちゃんが長くセンターにいたとしたら、体調を崩したまま、ご飯も食べられずに亡くなっていたかもしれません。
もう少し待ってて・・と助けられなかった子もいます。
8月23日収容期限だった、高齢のダックス♂
おそらく13～15才くらいか、おとなしいお爺さん犬でした。
ちょうどティアハイムもトライアルラッシュで、色んなことが重なって、やっと落ち着いた今週に・・・と思っていたら、昨日月曜日に亡くなってしまったそうです。
この子のことは収容された時から気になっていて、どう見ても捨てられたのだろうし、お声もかからないだろうから・・・ ティアハイムで看取りしようと思っていた子です。
せめて先週に引取りしていたら、入院治療してでも繋げた命だったかもしれない。
そう思うと、高齢の子に待てる時間などないのだと、改めて思います。
何をためらって日延べしていたのかと後悔です・・・。
あまりのダックス収容の多さに、私もはっぴーさんも限界を感じていた時でした。
高齢ばかりを抱えて、倒れるわけにはいかない。
ティアハイムスタッフにも少しは余裕のある時間、そういう時期を少しでも作って、また次を頑張らないと、いつもいつも満杯状態というわけにもいきません。
いろんなことを考えて、ティアハイム収容数の調整をしています。
そうはいっても、失われた命は戻ってこない。
捨てた人、この子の最後を想像しましたか？
酷い毛玉で汚れて、よい飼われ方などしていなかっただろうと思うと、本当に悔しい。
今週も通院いろいろ。
シーズー♀ミミちゃんと同じ日に引き取った子猫14頭のうちの最後にセンターに来た5頭兄弟。
授乳しながら離乳食に移行したところで、便の調子が良くなかったり、吐いたりする子も。
病院へ連れていって全員、検便。
コクシジュウムの虫卵が出ました。
※この5頭は私の部屋に隔離しています。
コクシジュウムのお薬（経口）と、下痢止め、ステロイド注射を打ってもらって帰宅。
明日からは元気になりますように。
病院では、下痢などで来院してコクシジュウムが見つかった猫さんが今年は多いらしい。
特に弱い子猫は命を落とす子もあります。
以前は、サルファ系のアプシードを長期服用させないと落ちなかったのですが、今は、バイコックスという豚など家畜に使われているお薬がとても優秀だそうです。
また1週間後に検便して、念のために2回目を飲ませれば治療完了。
体重も220～280グラムだったのが、320～400グラムに増えていたので、どうかこのまま良くなりますように・・・・。
昨日は、柴♀すずちゃんの避妊で病院へ。
診察に呼ばれるなり 「先生、気になるのですが妊娠してません？」 と私。
どうも引取り前と比べて、おなかが張っているような・・・。
急ぎ、エコー検査とレントゲン。
ああ・・・・ まさか・・・・
あと2週間くらいで生まれるだろうベイビーが5頭も
なんだろう、今年は当たり年
美咲、ココちゃんに続いて、すずちゃんまで・・・。
すずちゃん、茨城県神栖市収容で、きっとどこかで飼われていたはず。
けいせつさん、神栖市の不妊手術啓発も急いでお願いします。
けいせつ基金
ココちゃんのベイビーたちも、やっと生後27日になって、これから離乳食。
今年は犬も猫も子育てで終わりそうです
子犬が増えると、茨城センターから成犬の中型MIX犬の引取りまで手が届くかなくなるので辛いのです。
子犬も大切な命だけれど、今もセンターで処分のカウントダウンが始まっている子たちが沢山いることを思うと、本当に辛い。
でも、今やれることをやるしかない。
そして、諦めずに続けていくこと。中途半端で投げ出さないこと。
私の中でMIX犬たちの行く末は、どうしても変えていきたいことです。
今年も来年も信念を変えずに、前に進んでいきます。
引き続き、ティアハイムの運営も含めて、アルマの活動への応援、どうぞよろしくお願い致します。
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助かった命と失った命 ～17歳のシーズーと、センター収容の高齢のダックス
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